今回は、佐世保市のある病院様より、「寮の壁面のコンクリートが

経年劣化でボロボロと剥がれ落ちて来ており、

通行時、危険な為、何とか出来ないだろうか」と御相談を頂きました。

これはコンクリートの劣化症状のひとつで、「爆裂」と呼ばれる症状です。

放置すると建物の崩落の危険にも繋がる為、なるべく早めの補修が必要と

なります。

上記の件をお伝えし、御見積を提出すると、すぐに補修の御注文を頂きました。

爆裂はコンクリートの表面に出来たひび割れから水分や空気が侵入し、

内部の鉄筋が錆びて、膨張し、鉄筋周辺のコンクリートを

押し出すことで起こります。

補修の手順としては、まずは、鉄筋周辺のボロボロになったコンクリートを斫り、

次に鉄筋の錆を削り落とします。

そして錆止めのプライマーを塗布して、モルタルで爆裂箇所を埋め、

中塗りをした後、最後に上塗り塗装をして施工完了です。

施工後は、安心して通路を通れるようになったと喜んで頂きました。

ちょっとしたひび割れでも長期間放置しておくと爆裂に繋がります。

このブログを御覧になって、心当たりがございましたら、

是非弊社に御相談ください。

御連絡は、佐世保オフィスづくり.comまでお願い致します。